【返済中案件】合計14社から約1200万円の過払い金を回収した事例
Aさんは、長年個人事業を営まれていたこともあり、長年に渡り(5年から10年に渡り)、14社もの消費者金融やカード会社と取引がありました。
当初、私どもにご相談頂いた段階では、14社合計で800万円ほどの借入れがあるため、返済に行き詰まり、自己破産をすることをお考えでした。
しかし、各社からAさんの取引履歴を取り寄せ、利息制限法条の利息に引き直して計算したところ、合計で800万円ほどあった借金が全てなくなり、逆に過払い金として合計1240万円ほどの請求が可能となることが判明しました。
Aさんは、過払金のことは聞いたことはあったが、800万円も借金があると思っていたのに、まさか1200万円もの過払金があるとは全く想定外だったようでした。
自己破産をする必要がなくなっただけでなく、多額のお金が戻ってくるであろうと聞いてAさんはとても喜ばれました。
当該過払金の回収については、Aさんの意向を踏まえて早期回収を図った請求先が2社ありましたが、その他は1社を除いて交渉により回収しました。
訴訟提起した1社については、訴訟上の和解で全額回収しましたし、その他の交渉で解決したところについても、請求金額のほぼ全額を回収しました。
Aさんの件においては、受任してから約8カ月の期間をかけて合計14社から約1200万円もの過払い金を回収しました。
【完済案件】合計5社から約450万円の過払い金を回収した事例
Bさんの事案は、消費者金融大手の5社から借入れをしていたが、相談に来る前に完済をしたうえで当事務所に相談に来られた事案でした。
借入れ先との取引期間は5,6年くらいでしたが、Bさんとしても、過払い金が少しでもあれば回収したいとご相談に来られたとのことでした。
Bさんの取引履歴を基に引き直し計算した結果は、なんと5社合計で450万円もの過払い金が請求できるというものでした。
Bさんとしても、「いくらかの過払い金があるとは思っていたけど、こんなに多額の過払い金があるとは」と驚いていらっしゃいました。
当該過払い金の回収については、Bさんの意向もあり、時間がかかっても回収額を増やしたいとのことで、約6カ月かかりましたが、ほぼ全額の約450万円を回収することができました。
Bさんには想定以上の過払い金が回収できたと喜んで頂きました。